葬式マナーと礼儀

葬式となると何をしたらいいのやら?お葬式に行く人必読。

キリスト教 葬式のマナー

キリスト教の葬式で最も異なるのは、ご焼香が
献花となっていること。

そのためにお香典もキリスト教の場合は
カトリックなら「御ミサ料」、プロテスタントなら「御花料」
としている。
キリスト教式の葬式では、「御霊前」も可である。
(正確にいうと、お香典は仏式の言い方)

「御霊前」はキリスト教、仏教、神道など
宗教問わずに使えると考えられているが、
正確に言うと、真宗の場合には失礼にあたる。

「御霊前」が使用できるのは、通夜から三十五日の法要まで。
その間は不祝儀袋に「御霊前」と表書きをする。

四十九日の法要からは、故人が仏さまになっているので
「御佛前」か「御仏前」です。

キリスト教の葬式では、仏式、神式と異なっているが、
大体の流れは似ているので、進行に従っていれば
特に問題はない。

キリスト教の葬式で、一番異なる献花の方法は以下。

1.霊前の少し手前で遺族に一礼します。
2.献花は花を右手にして受け取ります。
3.時計回りにまわして、茎を霊前に向けて置きます。
4.一礼します。
5.霊前から下がり遺族に一礼します。

葬式の儀として、遺族への挨拶と
お花を供える、ということを念頭に入れていれば、
特に問題はない。

献花の際に花を右で受け取り、右回り(時計回り)に回す、
ということは決まってはいるが、
右利きの人であれば、花を自然に受け取ることで、
右回りの献花はできる。
過って反時計回りにした場合でも、慌てずに。

故人への追悼の意が表されており、
最低限のマナーを守っていれば、
葬式の際の些細な謝りは大きな問題ではない。